団地妻 昼下りの情事 1971-12-20

公開:1971-12-20/製作:1971年    old
日本
 

解説

日活ロマンポルノの記念すべき第1弾作品『団地妻 昼下がりの情事』をベースに、現代の団地に舞台を移して主婦の情事を描くエロチック・ドラマ。メガホンを取るのは、日活ロマンポルノで監督デビューし、今では『櫻の園 -さくらのその-』『魔法遣いに大切なこと』などを手掛ける中原俊。団地妻を演じるのは、劇団東京乾電池に所属する高尾祥子。日活ロマンポルノで大活躍した白川和子も特別出演し、新旧団地妻がなまめかしい魅力で競演。ロマンポルノの復活を盛り上げる。

あらすじ

都内近郊の団地の朝。今朝も律子は充たされぬまま夫良平を送り出した。隣室の陽子は、夫が海外出張していることをさいわいに、趣味と実益をかねた様な人妻たちの売春の仲介をして、高価なダイヤや衣裳で自分の虚栄心を充たそうとしていた。そして、秘かに律子を自分の仲間に引き入れようとしていた。夫の出勤中、友人の桐村から電話がかかってきた。それは充たされぬ人妻律子の転落を暗示する様なベルの響きだった。律子はプレイボーイ桐村の刺激的な言葉に誘惑されるまま肉体をゆだねた。ホテルに入る二人を物かげからみつめる陽子の目に気がつかなかった。翌日律子は、桐村との情事をネタに脅迫されながら、畑中の作っているコールガール組織の実体を知らされた。一方良平は課長昇進を賭けてバイヤー、マイクと交渉していたが思わしくなかった。同僚田代からマイクのポイントは女だと教えられた良平は友人桐村に世話を頼んだ。あるホテルの一室、律子とマイクの獣のような情事が終った頃、田代と良平が現われた。自分の妻がコールガールをしていた。律子と良平は言葉もなく立ちつくした。良平はその日から家に帰らなかった。陽子はそんな情事を知らないで律子に客を世話するが、家庭を破壊された律子に殺されてしまう。今や夫に去られ、殺人者となった律子は力なく桐村のマンションへと向う。

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