シークレット・レンズ 1982-10-09 WRONG IS RIGHT

公開:1982-10-09/製作:1982年    old
アメリカ
 

解説

 全米で人気のニュースキャスターが、核兵器を巡って繰り広げられる抗争に立ち向かう様を描いたアクション・サスペンス。世界各地を飛び回り、ホットな情報を提供する売れっ子キャスター、パトリックは、中東の石油問題を取材に行ったとき、武器商人による“核”の売買が行われていることを知る。必死に調査を進める彼の前に、やがてアメリカ政府の黒い陰が現れる……。

あらすじ

ニューヨークの地方TV局WTNのレポーター兼アンカーマンのパトリック・ヘイル(ショーン・コネリー)は、世界各地に現れて、ホットニュースをキャッチすると大評判。目下のところ、彼の関心は中東某国の石油問題だ。自らカメラをかついで砂漠を取材中のパトリックの前に、女性ジャーナリストのサリー(キャサリン・ロス)が現われる。2人は砂漠の道をつっ走り、誤ってラクダを轢いた男ヘルムートに出会う。彼は武器商人だった。サリーが彼の車の座席に置いてあるトランクに気づくと、ヘルムートは顔色を変えた。サリーが彼のスキを見てガイガー・カウンターをあてると激しく反応した。それはヘルムートが、秘かに中東支配を企むテロリストのラフィークに売りつけようとしていたプルトニウムだった。彼女の後をテロリスト一味がつけ狙う。サリーの身を心配したパトリックは米大使館員ホーマーを連れ出し、彼女の行方を追う。だが、彼女は爆殺されてしまった。パトリックは取材を続け、米大統領ロックウッド(ジョージ・グリザード)、次期大統領選の候補者マロリーが、各々ヘルムートからプルトニウムを買いあげようとしている情報をつかむ。しかも、その陰にはCIA長官の巧妙な策謀が隠されていた。ヘルムートはテロリストに殺され、プルトニウムも奪われてしまった。ラフィークの魔手はロックウッドに、そしてニューヨーク、ワシントンに向けられていった。結局、すべてはCIAの陰謀であったことが明らかになる。現職のハト派大統領を失脚させタカ派の次期候補マロリーを擁立するためだったのだ。

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