禁断の事件簿 ストーカーを愛した女 2004-04-10

公開:2004-04-10/製作:2004年    old
日本
 

解説

 大学院生の安岡真理子は最近、セクシャル・ハラスメントに悩まされていた。その相手は、教授の権藤敬一郎。内気で臆病な真理子は、論文の評価を左右するこの男の日増しにエスカレートしていく性的いやがらせに抵抗することができなかった。そんな彼女はある時、権藤とは別の誰かに観察されていることに気付く。そのストーカーのような何者かは、セクハラ現場の盗撮写真を権藤のもとへ送りつけたり、盗聴器を仕掛けるなど、真理子を救うように行動していた。だがこの結果、真理子は権藤から更なる性的仕打ちを受けてしまう…。

あらすじ

担当教授・権藤からの度重なるセクハラに悩む城京大学の大学院生・安岡真理子は、何者かによって窮地を救われる。だが、それは彼女にストーカー行為をする大学の警備員・赤羽譲の仕業だった。幼い頃、義父から受けた虐待が原因で吃音症になった彼は、真理子に想いを伝えることが出来ず、盗撮や盗聴を繰り返すうちに権藤とのことを知り、彼女を守ったのだ。お陰で、真理子は権藤のセクハラから解放されたが、それは同時に真理子の将来を閉ざすことにもなった。絶望し、自殺未遂を図る真理子。そんな彼女を、再び譲が救う。数日後、譲によって自分がストーキングされていたことを知った真理子は、孤独な自分を見守っていてくれた彼を愛するようになり、大学を退職し別の会社に移った彼を追って同じ会社に社員として就職すると、彼と結ばれるのであった。

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