桜ノ雨 2016-03-05
監督:
ウエダアツシ
脚本:小林弘利
公開:2016-03-05/製作:2016年
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解説
歌声合成技術・応用ソフトウェア「VOCALOID」とボーカルアンドロイド「初音ミク」を使用し、ニコニコ動画で発表された楽曲をメディアミックス企画として実写化した青春ドラマ。VOCALOIDのキャラクターが高校生として登場する小説版を基に、合唱部を舞台にした学園生活が四季を通して描かれる。原案などは、「桜ノ雨」を手掛けたhalyosy。『リュウグウノツカイ』などのウエダアツシが監督を務め、山本舞香、浅香航大らが出演。卒業ソングとして支持を得た楽曲を基にした原作が、どのように実写化されるのか期待。
あらすじ
小さな町の海辺にある、決して強豪校とは言えない音浜高校の合唱部。内気で何の取り柄もない高校2年の未来(みく)は、歌うこと、そして部長のハル先輩が大好きだけれど、この気持ちを“恋”と呼ぶかはまだ分からない。そんなある日、鬼顧問・芽依子先生の退職が決まり、先生最後の合唱コンクールで金賞を目指すことに。ハルが作った合唱曲「桜ノ雨」を歌いたいと思っていた部員たちは、芽依子が用意した高度な曲のハードな練習を前にバラバラになっていってしまう…。同じ頃、未来は親友の友梨からハルへの想いを打ち明けられ、そのハルも自身の将来に向けてある決意を抱いていた。早すぎる周囲の変化に、どこか取り残されてしまったような不安でいっぱいになる未来。練習を積み重ね、何とか形にはなった歌唱曲だが、部員たちが自信を持って歌える仕上がりには程遠い状態のままコンクールの日が迫る。しかし、未来の「大好きなみんなと、大好きな曲を歌いたい!」というひたむきな想いが、少しずつ部員たちの心を動かし、ついに合唱部に大きな決断の時がやって来る――。