きみがくれた物語 2016-08-13 The Choice

脚本:ブライン・シップ
公開:2016-08-13/製作:2016年    old
アメリカ
 

解説

『きみに読む物語』などの原作者として知られるニコラス・スパークスの小説を実写化したラブストーリー。交通事故で昏睡(こんすい)状態となった女性と彼女を懸命に支える夫に降り掛かる試練、それによって強いられる過酷な選択を描く。メガホンを取るのは、製作者として『マリー・アントワネット』などを手掛けてきたロス・カッツ。出演は、『白鯨との闘い』などのベンジャミン・ウォーカー、『魔法使いの弟子』などのテリーサ・パーマー。運命に翻弄(ほんろう)される中で、愛をより強いものにしていく主人公たちの姿に胸を打たれる。

あらすじ

アメリカ・ノースカロライナ州の海沿いにある小さな町に住むトラヴィス(ベンジャミン・ウォーカー)は、裕福ではないが堅実な仕事を持ち、ガールフレンドにも不自由せず、親友に囲まれてスポーツや休日を楽しむ日々を過ごしていた。だが友人はみな結婚して子どももいるが、彼の恋はいつも夏の花火のように終わってしまう。32歳になり、自分に何か問題があるのではないかと考え始めていたとき、隣の家にギャビー(テリーサ・パーマー)が引っ越してくる。26歳のギャビーは、自立を目指して町の小児科に勤め始め、結婚を前提としたボーイフレンドの近くで暮らすことと犬を飼うという夢を叶えたところだった。しかし都会育ちで野心的なボーイフレンドのライアン(トム・ウェリング)は“結婚”という言葉を避けているようでもあった。そんなある日、ギャビーはトラヴィスの人生観を知り、新鮮な驚きを憶える。このまま結婚して本当に幸せになれるのだろうかと心が揺れ始めた彼女は、人生の分かれ道に直面。悩んだ末、ギャビーはライアンと別れ、トラヴィスの前からも姿を消してしまうのだった。だが時が経ってもギャビーを忘れられないトラヴィスは、彼女のあとを追いプロポーズ。熱心なトラヴィスの告白に、頑なに心を閉ざしていたギャビーも折れ、ふたりは結婚する。数年後。2人の子供に恵まれ、親子4人で幸せな生活を送るトラヴィスとギャビー。ある日、久しぶりに夫婦水入らずでデートをしようと計画するが、トラヴィスは約束の時間に行けなくなってしまう。レストランでひとり待ちぼうけを食らうギャビー。トラヴィスから何の連絡もないためデートを諦めた彼女はレストランをあとにし、車で移動し始めるがその時、ギャビーは追突事故に遭遇、意識不明の重体に陥ってしまう。昏睡状態になり一向に目覚める気配がないギャビーを見舞い続けるトラヴィスは、デートの約束の時間に遅れた自分のせいだと自責の念にかられながら、回復を祈っていた。しかしトラヴィスの願いもむなしく、昏睡状態のギャビーは肉体の限界を迎える90日を過ぎても目を覚まさない。ギャビーを前に「真実の愛のために人はどこまでできるのか」と何度も自問するトラヴィス。そんな彼には人生でもっとも重い、究極の選択が迫っていた……。

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