一人息子 1936-09-15

公開:1936-09-15/製作:1936年    old
日本
 

解説


 小津安二郎が自らの原作(ゼームス・槇名義)を監督した、最初のトーキー作品。脚本は池田忠雄と荒田正男。後の作品に見られるコミカルさは控えめで、終始重苦しい雰囲気に包まれているのは時代のせいか。
 早くに夫を亡くしたつねは、田畑を売り身を削って一人息子の良助を育てた。優秀な成績を誇る息子のため、つねは苦しい生活の中から進学のための資金を捻出。しかし13年後、東京で出世しているはずの良助は、夜学の教師となっており、妻子とともに貧しい生活を送っていた。しかも良助は教師をしていることも所帯を持っていることも、母親に知らせていなかった。上京したつねは厳しい現実を目の当たりにし、絶望感に包まれてしまう。

あらすじ

信州の田舎でたった一人の息子を進学させるために田畑を売り、身をけずって働いていた母が、年老いてから東京の息子に会いにやって来る。だが、大学を出て出世していると思っていた息子は夜学の教師にすぎず、妻子とともに貧しい暮らしを送りながら将来への野心も失っていた・・・。

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