東京の宿 1935-11-21

公開:1935-11-21    old
 

解説

 小津安二郎の最後のサイレント作品で、坂本武演じる喜八を主人公とした「喜八シリーズ」の最終作。原作者のウィンザアト・モネは“Without Money”のもじりで、小津と池田忠雄と荒田正男との合同ペンネームだ。
 仕事を失い女房に逃げられた喜八は、小学生の子供二人を抱えて、木賃宿に寝泊まりしていた。喜八はそこで、おたかという美しい母親とその娘に出会った。おたかに思いを寄せる喜八だったが、やがて職が見つかり働くようになった。だが突然、おたかが娘とともに姿を消してしまう。落胆する喜八。娘が疫痢にかかってしまい、おたかは治療費を稼ぐため働いていたのだ。

あらすじ

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