ゲロッパ! 2003-08-16

公開:2003-08-16/製作:2003年    old
日本
 

解説

ソウル・ミュージックの帝王“ジェイムズ・ブラウン”誘拐計画や、生き別れた娘との再会など、収監を目前に控えたヤクザの組長をめぐって繰り広げられる騒動を描いた人情コメディ。監督は「ビッグ・ショー! ハワイに唄えば」の井筒和幸。脚本は「Dolphin Through」の羽原大介と井筒監督の共同。撮影を「新・仁義なき戦い 謀殺」の山本英夫が担当している。主演は、「釣りバカ日誌13」の西田敏行と「千年の恋 ひかる源氏物語」の常盤貴子。第77回本誌日本映画新人女優賞(寺島しのぶ)受賞、第58回毎日映画コンクール男優主演賞(西田敏行)受賞、第46回ブルーリボン賞主演男優賞(西田敏行)、助演男優賞(山本太郎)受賞、第28回報知映画賞最優秀主演男優賞(西田敏行)受賞、第27回日本アカデミー賞優秀主演男優賞(西田敏行)受賞、文化庁支援作品。

あらすじ

収監を目前に、組を解散し引退を決意した羽原組組長・羽原大介(西田敏行)には、やり残したことがふたつあった。ひとつは、25年前に生き別れた娘・かおりとの再会。もうひとつは、大好きなジェイムズ・ブラウンの名古屋公演に行くこと。そして、そんな羽原の為に弟分の金山組組長・金山(岸部一徳)は、子分たちにJBの誘拐を命令する。しかしJBをよく知らない子分の太郎たちは、マリンリゾート“ラグーナ蒲郡”で行われるものまねショウに出演すべく来日していたJBのそっくりさん・ウィリーを誤って拉致してしまう。ところが、そのショウを取り仕切るプロダクションの社長がかおり(常盤貴子)だったことから、羽原は図らずもかおりとの再会を果たす。また、行方不明になっていたウィリーの穴を羽原がステージに立って埋め合わせたおかげで、かおりの羽原に対する長年のわだかまりも解ける。そして、羽原収監の日。偶然にも金山が時の総理の恥ずかしい写真をゲットしていたことから、超法規的措置が取られ羽原は無罪となる。すべては大団円となり、かおりと一緒に孫娘・歩の学校の創立記念式典に出席した羽原は、みんなでダンスに興じるのだった。

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