若者よなぜ泣くか 1930-11-15

公開:1930-11-15/製作:1930年    old
 

解説

 佐藤紅緑の原作を村上徳三郎が脚色し牛原虚彦が監督した青春映画。三時間もの長尺に、家庭問題や友人・恋愛・政治問題など盛りだくさんの内容が描かれる。牛原虚彦がトーキー研究のため欧米に渡る直前に監督した本作は「牛原虚彦監督渡欧記念作品」として宣伝・公開された。
 内務大臣である上杉毅一は、妻に先立たれ、若く美しい富豪の娘・歌子と再婚した。大学の休暇を利用して帰宅した長男の茂は、傲慢なモダンガールの歌子の出現により、上杉家の空気が一変していることに驚く。歌子は長女の二葉と気が合ったが、次女の梢とはそりが合わなかった。最初は歌子に理解を示した茂だったが、彼女のあまりの横暴ぶりに耐えかね、梢を連れて家を出るのだった。

あらすじ

アメリカで映画製作を学んだ牛原虚彦は、帰国後、鈴木傳明を主演にアメリカニズムあふれる作品を次々と発表した。本作は牛原=傳明による最後の作品。妻に先立たれた上杉毅一(藤野)がモガの歌子(吉川)を妻に迎え、上杉家の空気は様変わりしていく。学生時代、水泳選手として活躍した傳明の鍛えられた体型は日本映画の新たな俳優像を提示している。

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