昭和歌謡大全集 2003-11-08
公開:2003-11-08/製作:2002年
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解説
東京都調布市。この町に暮らす6人の少年、イシハラ、ノブエ、ヤノ、スギヤマ、カトウ、スギオカ。普段はバラバラに生活している彼らは、儀式と称して定期的にカラオケ・パーティを行うことで繋がっていた。彼らがそこで歌うのは昭和の歌謡曲のみ。ある日、睡眠不足のまま町をさまよっていたスギオカに、猛烈なスピードで歩いて来た中年女性ヤナギモトがぶつかる。転びかけたスギオカだったが、無視して歩き去るおばさんのお尻に欲情を覚え、怒るどころかお茶に誘う。しかし、ヤナギモトはそんなスギオカを変態呼ばわりするのだった…。
あらすじ
東京都下の調布市に住む6人の若者イシハラ(松田龍平)、ノブエ(池内博之)、ヤノ(斉藤陽一郎)、スギヤマ(村田充)、カトウ(近藤公園)、スギオカ(安藤政信)らは、定期的にカラオケ・パーティーを開く仲間。音響機材からコスプレにまでこだわった筋金入りのパフォーマンスを、内輪で楽しんでいる。ある日、極度に警戒心が強くいつもナイフを持ち歩いているスギオカが、道ですれ違った買い物帰りの主婦を殺してしまう。その主婦の名はヤナギモトミドリ(内田春菊)。彼女はメンバー全員がミドリという名の親睦会「ミドリ会」に入っていた。イワタミドリ(鈴木砂羽)、ヘンミミドリ(岸本加世子)、スズキミドリ(樋口可奈子)タケウチミドリ(森尾由美)、トミヤマミドリ(細川ふみえ)ら、ミドリ会のメンバーは、これは自分たち「おばさん」を馬鹿にしたガキの犯行だ、と激怒。死んだヤナギモトを弔うために、また踏みつけられた自分たちのプライドを回復するために、犯人を見つけ出し復讐することを誓う。こうしておばさんとガキの血で血を洗う壮絶な戦いが始まった……。