ルナハイツ2 2006-12-23
解説
男女5人の共同生活をつづる星里もちるの同名コミックを映画化したラブ・コメディ『ルナハイツ』の続編。隼人の元婚約者が妊婦となって現れたことから始まる騒動をテンポよく描く。初山恭洋監督をはじめ、主演の安田美沙子ら主要スタッフ・キャストは前作から続投し、イケメン俳優の小西大樹と金子昇が物語の鍵を握る役柄で出演。元婚約者との間で苦悩しながら、新たな恋敵の出現に慌てる隼人役にふんした柏原収史のコミカル演技が楽しい。
あらすじ
まどり(安田美沙子)は、隼人の元婚約者・友美が戻ってきたことと、彼女が妊娠していることのWショックで深く落ち込む。隼人(柏原収史)は友美に事情を聞くが、彼女は何も話そうとしない。実家にも帰れないという身重の友美を追い出すわけにもいかず、隼人はルナハイツの入居者である裕子たちの反対を押し切ち、一晩泊めることに。しかし、翌朝から大人しかった友美の態度が一転。朝食を用意したり、ルナハイツでの規則を提案したりと女主人のように振舞い、隼人とも夫婦のような雰囲気を見せる。まどりは、隼人が友美とやり直すつもりならルナハイツを出ると宣言する。だが、友美の子供の父親は隼人ではなく、有森という男だった。しかも有森は、妊婦の友美を置いて姿をくらましてしまったという。隼人は衝撃を受けながらも、出産までは友美をルナハイツに置くと言い、反論しようとするまどりを強い口調で突き放す。そんなまどりに、新入社員の大久保はアプローチをかけ、隼人は二人の様子が気になって仕方ない。やがて友美が男児を出産し、隼人とまどりは父親である有森を捜し始める。会社では、裕子が愛人の石塚部長を使い、わざと大久保をまどりのいる商品開発課に配属させる。その人事を知った隼人はなおさら冷静ではいられない。一方、まどりも隼人にやきもちを焼かせようと、大久保のデートの誘いを受ける。深夜、デートから帰ったまどりは、彼女の帰りを待ちわびてソファで寝てしまった隼人にもたれかかるが、隼人は飛び起きるなりまどりを罵倒して二人の仲は益々こじれてしまう。果たしてまどりと隼人の仲はどうなるのか?