アトランティスのこころ 2002-05-18 HEARTS IN ATLANTIS

公開:2002-05-18/製作:2001年    old
アメリカ
 

解説

 写真家ボビーのもとに幼なじみの訃報が届く。生まれ故郷に戻ったボビーはそこで、過去の出来事を思い起こす。それは1960年の夏。11歳のボビーは友だちのキャロルとサリーの3人で楽しい毎日を過ごしていた。そんなある日、彼と母親が二人で住む家の二階に新しい下宿人テッドがやって来た。知的で物静かなその老人にはある不思議な力があった。父を早くになくしたボビーは、そんなテッドに特別な親しみを感じていく。しかし、テッドはその不思議な力のために謎の男たちから狙われていた。そして、男たちはすぐそこまで迫っていた……。

あらすじ

アメリカ。50歳の写真家ボビー・フィールド(デイビッド・モース)は、二度と戻らない11歳の夏を思い出す。当時、父を幼い頃に亡くしたボビー(アントン・イェルチン)は、若く美しい母リズ(ホープ・デイビス)と小さな田舎町で暮らしていた。リズは自分の装飾品にはお金をかけるが、ボビーにはかまわなかった。二人の家の二階に、テッド(アンソニー・ホプキンス)という老人が下宿することになる。驚くほど知的な彼は、どこか謎めいた男だった。目の悪くなっているテッドは、ボビーに新聞を読む仕事を頼む。そして、「よく周りを見て、感覚を敏感にしておくこと」と言う。実はテッドは人の心を読む超能力者で、その力を利用しようと企む政府の機関から逃げていた。テッドは能力を求められているが、それを重荷に感じていた。歳の離れたボビーとテッドだが、二人は心を開き合いかけがえのない友達になった。「小さい頃は楽しいことばかりで、アトランティスのような幻の国にいるようだ。大人になると幻の国は消える」とテッドはボビーに今を大切にすることを伝えるが、リズによって政府の機関にテッドは連れ去られてしまう。ボビーはリズと引っ越すために、その思い出の町を離れたのだった。

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