ラ・ヨローナ ~彷徨う女~ 2020-07-10

公開:2020-07-10/製作:2018年    old
グアテマラ,フランス
 

解説

中南米に伝わる怪談「ラ・ヨローナ」をモチーフに、虐げられる女性たちの復讐を描いた社会派スリラー。グアテマラの元司令官エンリケは、30年前の内戦時に大量虐殺を指示した罪で告発される。そんな中、エンリケは夜になると聞こえてくる女の泣き声に悩まされるように。やがて、彼の屋敷に新たに雇われた家政婦アルマの目的が明らかになる。デビュー作「火の山のマリア」でベルリン国際映画祭銀熊賞を受賞したグアテマラの俊英ハイロ・ブスタマンテがメガホンをとり、同作で主演を務めたマリア・メルセデス・コロイが家政婦アルマを演じた。2019年・第32回東京国際映画祭コンペティション部門に出品作品(映画祭上映時タイトル「ラ・ヨローナ伝説」)。

あらすじ

数えきれないほどの犠牲者が出たグアテマラ軍事政権による大虐殺から30年。当時将軍だったエンリケは虐殺を指揮したとして裁判にかけられるが、証拠不十分として無罪になる。国民が糾弾の声をあげる中家族と共に屋敷に戻るエンリケ(フリオ・ディアス)だったが、その夜からエンリケの耳にすすり泣くような不思議な声が聞こえるように。そんな中、若く美しいアルマ(マリア・メルセデス・コロイ)が新しいメイドとしてやってくる。屋敷で働き始めたアルマの周囲で、やがて奇妙なことが起こり始め……。

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