ボーイズ・オン・ザ・サイド 1995-09-02 BOYS ON THE SIDE

公開:1995-09-02/製作:1995年    old
アメリカ
 

解説

 90年代の悩める女性たちが織りなすロード・ムービー。自由奔放なブルース・シンガー。真面目で一途なビジネス・ウーマン。恋が生き甲斐のセクシー・ガ-ル。少しも似てない三人の女が、ひょんなことからいっしょに旅することになる。陽気に西海岸を目指す三人だったが、実はそれぞれに事情を抱えていた……。

あらすじ

勤めていたクラブをクビになった歌手、ジェーン(ウーピー・ゴールドバーグ)はロスアンゼルスに新たな生活を求めて旅に出る。一方、ニューヨークで不動産の仲買人をしていたロビン(メアリー・ルイーズ・パーカー)も自分の生活に嫌気が差し、同乗者を募ってサンディエゴに旅立とうとしていた。そこに応募して来たのはジェーンであり、2人はともにサンディエゴに向かう。途上でジェーンは友人のホリー(ドリュー・バリモア)を訪ねるが、ホリーも同棲中の恋人ニックと険悪な中になり、訪れたジェーンたちとともに出て行くことを決めた。3人は旅を続けて行くうちにお互いの秘密を知るようになる。ジェーンはレズビアンで、恋人に振られたばかりであり、ロビンはHIVの感染者だった。ホリーは妊娠2カ月の身だった。そんな中、ホリーの恋人が死んだという知らせがあり、またロビンがその道中で倒れてしまう。ホリーは殺人の嫌疑にかけられ、警察から追われるはめになる。入院していたロビンがいったん退院した後、3人はホリーとジェーンの知り合いのいるバーに着く。そこへ警官がやって来くるが、彼はホリーのもう1人の恋人(ジェームズ・レマー)だった。ジェーンはロビンを慰めるため、ロビンに恋している男に働きかけるが、かえってそのためにロビンとジェーンは衝突する。ホリーも恋人の警官に連れられ、裁判所へ向かった。裁判の末、ホリーは半年後に仮釈放程度の刑を受けるに及んだが、恋人は彼女を待つことを誓う。ロビンの容体は悪化し再び入院することになる。ロビンは病床でジェーンに、10歳のころ、自分も1人の女性を愛していた事を告白する。やがてホリーの子供も生まれ、パーティが開かれる。ジェーンたちはロビンの好きなカーペンターズの歌を歌い、車椅子でロビンがそれを聞いていた。ホリーとそこを出発する日、ジェーンは車椅子を見つめながらパーティーで歌った歌を思い出していた。

Add files...   
画像をこちらに
 
movieimg/1995/1/14562

◀︎ Back