「また、必ず会おう」と誰もが言った。 2013-09-28

公開:2013-09-28/製作:2013年    old
日本
 

解説

人気作家・喜多川泰の小説を、『ロボコン』『武士道シックスティーン』などで知られる古厩智之監督が映画化した青春ドラマ。図らずもついてしまったうそが原因で一人旅に出ることになった男子高校生が、道中出会った人々との交流を通じて成長していく姿を描く。主演は第24回ジュノン・スーパーボーイ・コンテストでグランプリを受賞し、ドラマや舞台などで活躍中の佐野岳。共演には杉田かおる、イッセー尾形、塚本晋也ら個性豊かな顔ぶれがそろう。

あらすじ

熊本の高校生・香月和也(佐野岳)は「東京は臭い」と同級生にウソをついたことがきっかけで、一人で東京に行くはめになった。初めての東京で財布をなくし、さらには帰りの飛行機に乗り遅れて途方に暮れる和也。そんな折、空港の売店員・田中昌美(杉田かおる)に声をかけられ、彼女の部屋に泊めてもらうことに。だが「泊めてやっているのに気が利かない」と文句を言われ、和也は部屋の片付けをさせられる始末。しかも酔いつぶれた昌美を介抱するうち、静岡で理髪店を営む昌美の別れた夫・秋山荘介(塚本晋也)へのお使いを頼まれる。秋山を訪ねた和也は、そこで昌美と秋山の心の傷を知り、別れ際、秋山から「また、必ず会おう」と言われる。熊本へと帰る道中、和也はデコトラ運転手・柳下吉治(イッセー尾形)に出会うが、下手な嘘ばかりつく和也に柳下が一喝する。「お前のウソには迫力がねえ。ウソの中に生きる覚悟がねえんならウソなんかつくな」少しずつ自分の事を語り始める和也は、いつのまにか笑顔になっていた。しかし、柳下も人には語らない一人旅の理由を抱えていたのだった……。

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