愛がなんだ 2019-04-19
監督:
今泉力哉
脚本:澤井香織,今泉力哉
公開:2019-04-19/製作:2018年
old
解説
『八日目の蝉』『紙の月』などの原作で知られる直木賞作家・角田光代の恋愛小説を映画化。好きになってくれない相手をいちずに追う女性の恋模様を描く。ヒロインに『おじいちゃん、死んじゃったって。』などの岸井ゆきの、彼女を翻弄(ほんろう)する男性を『ニワトリ★スター』などの成田凌が演じる。『パンとバスと2度目のハツコイ』などの今泉力哉がメガホンを取った。
あらすじ
28歳のOL山田テルコ(岸井ゆきの)は、猫背でやせ型のマモちゃんことマモル(成田凌)に一目惚れしてから5ヶ月間、自分の時間のすべてを彼に捧げてしまっている。仕事中であろうが真夜中であろうがマモちゃんからの電話にはすぐさま対応。呼び出されたらどこにいようと駆けつけ、平日デートに誘われれば仕事をすっぽかし、クビ寸前。親友にもあきれられている。それでも彼がいてくれたらこの上なく幸せではあるが、マモちゃんにとって彼女はただ都合のいい女でしかなかった。優しいが、少しでも踏み込もうとすると突如拒絶。テルコは今の関係を保つことに必死で、自分からは連絡せず、気持ちを伝えることもできない。朝方まで飲んでマモちゃんの部屋に泊まってから二人は急接近し、恋人に昇格できるのではと舞い上がるテルコ。頼まれてもいないのに家事などの世話を焼いた挙句、マモちゃんからの連絡が途絶えてしまう。それから3ヶ月後、マモちゃんから電話が入り、会いに行ったところ、マモちゃんの隣りには年上の女性すみれがおり……。