サンダーパンツ! 2003-10-11

公開:2003-10-11/製作:2002年    old
イギリス
 

解説

 何の取り得もない一見ごく平凡な小学生パトリック・スマッシュ。しかし、彼には大きな悩みがあった。それは、オナラが異常なほどたくさん出てしまうというもの。そのせいで、父は家を出てしまい、母や姉もパトリックを毛嫌いしていた。学校でも当然のようにイジメの対象。そんなパトリックにもたった一人だけ強い味方がいた。同じクラスのオタク系天才発明家アラン・A・アレン。彼は、生まれつき鼻が利かないのでオナラの臭いも問題なかった。アランはパトリックのためにガスが外に漏れない特殊な服“サンダーパンツ”を発明してくれるのだった。

あらすじ

ぼくはパトリック・スマッシュ(ブルース・クック)。小学校に通うふつうの…いや、ちょっと太りぎみの生徒だ。実はぼくにはとっても深ぁい悩みがある。それは信じられないほどオナラがたくさん出ること。そのせいでお父さんは家を出ていったし、お母さんはお酒ばかり飲み始めたし、お姉ちゃんは口をきいてくれなくなっちゃった。学校でもつらいことばかり。校長先生にはなじられ、友達にはからかわれ、校庭ではいじめられ…。でもぼくは、たったひとりの強い味方に出会えたんだ。彼はアラン・A・アレン(ルパート・グリント)、同い年なのに天才発明家。でも鼻がきかないから、ぼくのオナラもへっちゃらなんだ。校庭でいじめられる者同士、ってだけじゃないけれど、ぼくたちはとってもウマがあった。ぼくの夢は宇宙飛行士、アランの夢は発明家。ある日アランはぼくのために、おなかのガスが外に出ないようにするための特別な服を作ってくれた。その名は“サンダーパンツ”。これで、人前で突然オナラが出ても心配ないし、どんなに豆を食べても大丈夫なんだ! でもそのころ、ぼくらは誰かに見張られていることに全然気付いていなかった。ところでぼくの胃袋はふたつあって、それが新型エンジンの構造とそっくりなのを発見したアランは大興奮。さっそくぼくのオナラの力で浮き上がるホバークラフト“サンダーパンツ2号”をひっさげて、鳥人間コンテストに出場した。もちろんぼくたちは優勝さ! でも、それからがいけない。ぼくのたったひとりの理解者アランが、黒いスーツの男たちに外国へ連れていかれちゃった!! 一方ぼくは、“世界第二位のオペラ歌手”サー・ジョン・オズグッド(サイモン・キャロウ)に誘われるままに、世界巡業の旅に出た。サーはぼくのオナラの音が、この世で歌われた一番高い音と同じ音程なのに目をつけて、ライバルを出し抜く魂胆なんだ。もちろん、ぼくの目的は友達のアランを探すこと! でも悪だくみは長続きはしない。サーの成功を疑ったライバルがぼくの“仕事”に勘づいた。それからはもう、なんだかよく判らない。知らないうちにぼくは殺人犯として死刑を宣告されちゃったんだぁ!! 目隠しをされ、壁の前に立たされ、銃弾がぼくの身体を…と覚悟した瞬間、ジョンソン・J・ジョンソン(ポール・ジアマッティ)という黒いスーツのFBIのおじさんが現れて、ぼくを飛行場までつれてったのだ。着いたところはUSSC(アメリカ宇宙センター)。そこで出会ったのは、いつもTVで見てたUSSC責任者のシェパード将軍(ネッド・ビーティ)。案内された研究室では…やっぱりアランが笑っていた!! でもぼくらは、再会を喜んでる余裕もなかった。なんだか宇宙では重大な問題が起きてるらしい。それを解決するには、なんとぼくの“才能”が必要みたいなんだ。さあ、いよいよぼくとアランの夢を実現する時がきた!

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