今昔伝奇 花神 2002-07-06

公開:2002-07-06    old
 

解説

 昔、とある村に巨大な陽石と陰石が祀られており、人々はそれをドウロクジンさまと呼んで崇めていた。青年・弥彦は一人前の僧侶になるため山の奥で厳しい修行に励んでいる。しかし、幼なじみの千代のことがどうしても頭から離れなかった。裕福な農家の娘である千代は嫁に行ったものの子供が産めず里に帰ってきていた。以来毎夜、実父に犯され続けていたのだった。ある日、弥彦は不思議な山の民と出会う。何かを感じた弥彦は千代を連れ出し、そのまま山の中で交わった。その姿はまさに生きたドウロクジンさまそのものだった……。

あらすじ

「今ハ昔……」盲目の琵琶法師が語り始める……。修行僧の弥彦と石女の出戻り娘・千代、幼なじみのふたりは互いに惹かれ合いながらもそれぞれの立場から気持ちを伝えられずにいた。ある日、千代が父親から性的虐待を受けていることを知った弥彦は、彼女を山へ連れ去り、そこでめくるめく愛欲の世界に溺れていく。だが、ふたりはふたりを引き離そうとする千代の父親が送った刺客によって殺されてしまう。しかしその後、弥彦と千代は良縁をもたらす道祖神となり、村人に崇め奉られるようになるのであった。

オムニバス

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