君へ。 2011-09-24

監督: 西村晋也
脚本:才士真司
公開:2011-09-24/製作:2011年    old
日本
 

解説

突然失踪(しっそう)してしまった幼なじみへの思いを胸に抱きながら、少年から成長していく主人公の姿をつづる青春ドラマ。「仮面ライダーW」シリーズで知られる桐山漣が、過去と共に生きる主人公を好演する。メガホンを取るのは、『ラブ キル キル』『くりいむレモン またの日の亜美』などの西村晋也。主演の桐山をはじめ、瓜生美咲や栗田将輝など若手俳優陣ならではのフレッシュな魅力が光る。

あらすじ

晃治と小夜子は幼なじみ。2人が8歳の時、小夜子の母(粟田麗)が病に倒れ、入院する。2人は小夜子の母に見せようと、夜更けに山へ入り、蛍狩りを行なう。山の麓の町では2人が消えたと騒ぎになるが、たくさんの蛍を捕まえた2人は無事に山から戻ってくる。だがその直後、小夜子の母の死の知らせが。それから5年。同じ中学校のクラスメイトとなった小夜子(瓜生美咲)と晃治(栗田将輝)は、互いに恋心を抱いていた。毎日を一緒に過ごす時間に幸せを感じ、同級生に内緒で交わす合図さえ、楽しいゲームのようだった。しかし、母の命日と晃治の誕生日が近づいたある日、小夜子が姿を消す。警察や学校、町の人々の捜索にもかかわらず、彼女の行方は知れなかった……。それでもいつしか、何事もなかったかのように時は過ぎていく。そして1年後のある日、小夜子の父が彼女の私物を処分して町を出た。晃治に、“小夜子のことを待たなくてもいい。新しい人生を送ってくれ”と言い残して。これを契機に、晃治も小夜子との思い出の地を離れることを決意する。高校、大学、大学院と、東京の学校に進学。大都会の喧噪の中で勉学に勤しむことで、小夜子のことを忘れようと、日々研究に没頭していた。そんなある日、晃治(桐山漣)は中学時代の同級生からの電話で、小夜子の父が郷里の町で死んだことを知る。葬儀に参列するため、晃治は中学を出て以来、一度も戻らなかった故郷に帰って来る……。

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