デコトラの鷲〜恋の花咲く清水港 2006-02-04
公開:2006-02-04
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あらすじ
デコトラで全国を飛び回っている鷲一郎(哀川翔)は、仕事の途中の仮眠で、義母やよい(宮下順子)が病に倒れ病床にいる夢を見た。鷲一郎はそれを正夢と信じ、東京浅草へと急いだ。浅草に着くと義母の食堂には臨時休業の札が。中に入ると孝作と妹の美咲が、風邪で寝ているやよいの看病をしていた。鷲一郎はその光景を見るなり、義母は重態だと早合点してしまう。ちょうどその頃、浅草メンバーの欽太(柳沢慎吾)、春彦、雅人、伸一は、浅草商店街の出し物「新次郎長三国志」の稽古の最中だった。「鷲ちゃんの次郎長姿が見てみたい」という義母の言葉を思い出し、鷲一郎は主役の次郎長役を引き受ける。自分の次郎長姿を見せた後は、嫁をとって義母を安心させようと鷲一郎は誓う。本番の日、鷲一郎の新次郎長物語を会場で見ていた山本長十郎が、芝居を絶賛。浅章メンバーをぜひ全国興行にと持ちかけて誘う。そんな中、浅草の町で不思議な美女・蝶子(真中瞳)が、サングラスに黒服の男たちに拉致されようとしていた。鷲一郎が浅草寺境内で助けるが、蝶子にひと目惚れしてしまう。しかし彼女は記憶喪失で、自分の家も分からない状態だった。そんな蝶子を鷲一郎は放ってはおけず、実家に預けて面倒を見ることになるが、蝶子はまたもや黒服の男たちが乗る静岡ナンバーのベンツに拉致されてしまう。鷲一郎はデコトラの仲間の協力を得て、大捜索を開始する。一方浅草メンバーは、山本長十郎の誘いに有頂天になり、最初の興行地の清水に向けて出発する。そこは謎のベンツが向かう地でもあった。