SS エスエス 2008-01-12

監督: 小林義則
脚本:十川誠志
公開:2008-01-12/製作:2007年    old
日本
 

解説

東本昌平原作の同名コミックを映画化。夢に向かって燃え続ける男たちの姿を、新旧のチューンドカーが繰り広げるタイムアタックバトルを通して描き出す。監督は「アンフェアthe movie」の小林義則。脚本は「交渉人 真下正義」の十川誠志。出演は「ゼブラーマン」の哀川翔、「予言」の酒井法子、「自虐の詩」の遠藤憲一、「HERO」のMEGUMIなど。

あらすじ

夜の箱根レインボーライン。夜毎、誰よりも自分が速いことを証明したい車たちが集ってはタイムアタックを繰り広げていた。ある日、1台の車がいとも簡単に最速タイムを塗り替えてしまった。それは現在は生産されていない幻のラリーマシン、三菱スタリオン4WD。走り屋たちはその男のことを、ある映画になぞらえ“ジャッキー”と呼んだ……倒産寸前の自動車修理工場で働く男、通称・ダイブツ(哀川翔)。若い頃にはWRC出場を賭けたレースに出場するほどの腕前だったが、アクシデントによってリタイアという苦い過去を持っていた。レースに思いは残しながらも、家族のために黙々と働く日々。妻の久美子(酒井法子)はそんなダイブツの心情を察していた。一方、自動車評論家として活躍中の栗原(遠藤憲一)は、レインボーラインの“ジャッキー”が、ダイブツであることを偶然に知る。ふたりはかつてWRC出場を共に目指した仲であった。栗原は三菱スタリオン4WDに過去の消せない記憶を蘇らせ、愛車ポルシェケイマンで箱根へ向かう。久美子に自分が“ジャッキー”であることを知られたダイブツだったが、久美子は責めることはせず、むしろダイブツのレースへの思いを再燃させるように後押しする。ダイブツの心はあの日のように、マシンをスタートラインへと向かわせる。その頃、レインボーラインには走り屋のカブキ(TEAH)やギラ子(MEGUMI)、カーチューン店・東海ブンブクの社長(榊英雄)たちも、愛車を携えて集っていた。栗原はダイブツとの20年以上前の思いにケリをつけるため、自動車評論家を辞め、ひとりの男としてレインボーラインにいた。ダイブツと栗原の因縁、それはレース中にダイブツがコースアウトしたことで夢が絶たれてしまったことだった。ふたりは一度は諦めた夢を捜し求めるように導かれ、ついに運命のスタートラインに立つ。レインボーラインで、熾烈なタイムアタックバトルが幕を開ける。

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