今昔伝奇 座敷童『百物語』 2002-07-20

公開:2002-07-20    old
 

解説

 ところは相州・相模の国のとある小さな村。廃寺のお堂で、浪人がひとり夜露をしのいでいた。と、そこへ村の若者5人が大量の蝋燭を抱えて駆け込んできた。100本の蝋燭に火を灯し、これから怪談百物語に興じようというのだ。それを見ていた浪人も面白がって仲間に加わり身の毛もよだつ話が一つ一つ語り始められた。が、話が一巡したところで浪人は若者たちが6人いることに気づく。座敷童か? 皆顔見知りだというが化かされているに違いない。と、その時若者の1人が突然斬られた。一体誰が? お堂の中を疑心暗鬼が駆け巡る……。

あらすじ

「今ハ昔……」盲目の琵琶法師が語り始める……。古いお堂で百物語を始めた5人の若者とひとりの浪人。ところが、その途中で浪人が人数のひとり増えていることに気づいた。果たして、増えた”座敷童“は誰なのか? 一同が戦々恐々となる中、座敷童によって次々にメンバーが殺されていく。やがて、村長の息子・茂吉は座敷童が亀次であったこと、彼が60年前に雨乞いの儀式の人柱にされた復讐にやって来たことを知る。だが茂吉がそれに気づいた時、亀次の鉈が彼の首目掛けて振り下ろされていた! と言うところで目を覚ました茂吉。百物語は、まだ始まったばかりであった……。

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