デス・トランス 2006-05-20 DEATH TRANCE
監督:
下村勇二
脚本:加藤淳也,藤田真一,千葉誠治,下村勇二
公開:2006-05-20/製作:2005年
old
解説
『VERSUS』『SHINOBI』等でアクション監督を務めてきた下村勇二が初メガホンをとった新感覚の時代アクション。何でも願いがかなうという「棺」をめぐって、戦乱の時代を生きる豪傑たちが壮絶なバトルを繰り広げる。主演を務めた『VERSUS』の坂口拓がアクション監督も兼任。スタイリッシュな映像や剣術、格闘、銃撃がミックスされた独特のアクション演出が見もの。トリック撮影に頼らず、素手で殴り合うという“痛み”が伝わるリアルなバトルシーンも見逃せない。
あらすじ
戦乱の世のとある国。すべての願いをかなえると噂される棺が存在した。それは東の寺の屈強な僧侶らによって守られ、棺を奪おうとするものは誰一人として戻らなかった。しかし、ある男によって静寂は破られた。その男の名はグレイヴ(坂口拓)。人間離れした強さで棺の強奪に成功したが、奴の目的はただひとつ。自分より強いやつと闘うことだけだ。棺につきまとう不思議な少女に導かれ、グレイヴはさらなる戦いを求めて西の禁断の森へ向かう。大僧正から譲り受けた"神壊刀"を手に、後を追う僧侶、リュウエン(須賀貴匡)。戦場に散った多くの命のために棺を狙う流浪の戦士、シド(剣太郎セガール)。すべての運命を静かに見守る女剣士、ユーリ(竹内ゆう紀)。そして伝説の鍵を握る、美しき謎の女神(藤田陽子)。幾多の困難を乗り越え、禁断の森に棺を差し出した者のみが、願いをかなえることが出来るという。棺がもたらすのは新たな希望か、それとも破壊なのだろうか?