ロビン・フッドの逆襲 1970-01-01

公開:1970-01-01    old
 

解説

 おなじみのロビン・フッドの活躍を描いたイギリス映画。リチャード王の友人であるアランとマリアンは、シャーウッドの森で何者かに襲われる。彼らを助けたのは義賊ロビン・フッド。事件の裏には、王国の乗っ取りをもくろむアルウィン卿の暗躍があった。フッドの渾名の由来が語られるのがポイント。ロビンが編成した部隊が、緑のスーツをまとって森の中で活躍するシーンと、ラストのチャンバラが見どころ。

あらすじ

イギリスがノルマン民族に征服されたのは一〇六六年。やがて獅子王と呼ばれたリチャードが兄のジョン・コートネイ卿に政務を託し、十字軍に加わって遠征した。だがジョンは名君ではなく、国民は重税にあえいでいた。彼にはロジャー、ヘンリーの二人の息子があり、いとこのロビン(B・インガム)が同居していた。やがてリチャード戦死の報がとどきそのショックでジョンも急死した。遺言はロジャー、ヘンリー、ロビンの三人に財産を三等分せよと書いてあった。ところが腹黒いロジャーは弟ヘンリーを殺し、その罪を、ロビンに被せようとした。そこでロビンは腹心の僧侶タックをつれて、シャーウッドの森へ脱出した。ここには、ノルマン人に征服されてから土地や地位を失ったサクソン人たちが住んでいた。ロビンとタックは、彼らに捕まり危うく殺されるところをスチーブンという少年に助けらけれた。彼は身分の高い家柄の息子だったが、父親がロジャーに殺されてからというもの孤児同然の暮しだった。人間として気高くあらゆる武術にたけているロビンは、ロビン・フッドと呼ばれるようになり、やがてサクソン人たちの長となった。ところでスチーブン少年にはマリアンという妹があり、ロジャーの城で、召使いという名のもと、実は、捕われの身であった。ロビンはマリアン救出のためロジャーの城に向った。一度は救い出したものの、再びつれもどされてしまった。この頃、ロビンは彼女を愛し始めていた。再度、ロジャーの城に襲撃をかけたロビンは、激しい戦いのすえロジャーたちを征伐しマリアンを救い出したのである。

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