アタシラ。 2017-03-04

公開:2017-03-04/製作:2017年    old
日本
 

解説

第1回団鬼六賞優秀作に選ばれた小説を映画化した『花鳥籠』のヨリコ ジュン監督と森野美咲が再び組んだ官能的なドラマ。自分とは誰なのかをテーマに、自身の内面から派生した三つの人格を持つヒロインの物語が描かれる。『U-31』などの根本正勝や『富士見二丁目交響楽団シリーズ 寒冷前線コンダクター』などの高崎翔太などが共演するほか、舞台などに出演してきた若松みつえが森野と共に体当たりの演技を披露する。哲学的なストーリーに注目。

あらすじ

あなたは自分が誰なのか知っていますか?誰なのかと問われると、一瞬、答えに詰まってしまう。なぜなら人はみな、自分の意思でこの世に産まれ落ちたわけではないから。だから、自分が誰なのかを語るには“誰々の子供です”、“どこそこに勤めている何々です”など、自分以外の何かが必要になる。すなわち、自分が創られたのは親の意思であり、さらに遡れば、その親にも意思がない事になる。本作では、そのような親から受け継いだ遺伝子により、自分が知らない自分、自分では制御出来ない自分に苦しめられる人間を描く。主人公A子とその内面から派生した異なる人格。A子を中心に複雑でトリッキーなドラマが展開する中から見えてくる人間模様。そしてその先にある性と生、あるいは死とは……。

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