アタゴオルは猫の森 2006-10-14
監督:
西久保瑞穂
脚本:小林弘利
公開:2006-10-14/製作:2006年
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解説
30年前に連載が開始以来、驚異のロングセラーを記録しているますむらひろしの伝説的コミックを3D-CGアニメで映画化。猫たちが人間と共存する不思議な世界“アタゴオル”を舞台に、トラブルメイカーのヒデヨシがアタゴオルの運命にも関わるトラブルを巻き起こす。ヒデヨシの声を担当する山寺宏一をはじめ、豪華声優陣が魅力。“日本のピクサー”と言われるクリエイター集団デジタル・フロンティアが手掛けた3D-CGのアニメ映像にも注目だ。
あらすじ
アタゴオルの祭りの日、トラブルメイカー、ヒデヨシ(声:山寺宏一)が、とんでもないことを仕出かした! 封印された箱を見つけ、周囲の心配も無視して、開けてしまったのだ。中から現れたのは、植物の女王ピレア(夏木マリ)。続いて植物王・輝彦宮(かがやきひこのみや/小桜エツ子)も現れる。王はピレアを封印できる唯一の存在だが、誰かを父親として立派に成長しなければならない。輝彦宮は、よりによってヒデヨシを父にしてしまう…。ヒデヨシは、輝彦宮を勝手に”ヒデコ”と改名。一方、ピレアはすべての生物を植物に変えようとしたため、住人たちの体から芽が生え始める。それを阻止しようとピレアの城へ向かうヒデヨシとヒデコ一行は、飛行船から豊かだった森がピレアに枯らされ、荒野になっているいのを見て呆然とする。さらにピレアはヒデヨシの生霊も手に入れるべく、花粉弾を放って彼らを枯れ木に変えてしまう。ヒデヨシの生霊はなんとか自力で戻ったが、ピレアのアタゴオル征服を止められるのは、もはやヒデコだけだった。しかしピレアを封印すれば、対であるヒデコも一緒に消えてしまうのだ。ヒデヨシを振り払い、ヒデコはピレアのもとへ向かうのだった。