海を感じる時 2014-09-13

監督: 安藤尋
脚本:荒井晴彦
公開:2014-09-13/製作:2014年    old
日本
 

解説

人気作家・中沢けいの処女作を実写化した青春ドラマ。ある男性との出会いを機に、大人の女へと成長していく少女の内面を見つめていく。メガホンを取るのは、『ケータイ刑事(デカ)』シリーズなどの安藤尋。ヒロインに『音符と昆布』などの市川由衣、相手役には『愛の渦』などの池松壮亮。モデルの阪井まどか、『なにもこわいことはない』などの高尾祥子ら、バラエティーに富んだ顔ぶれが脇を固める。刹那的な物語もさることながら、綿密かつ鮮烈なタッチにも注目。

あらすじ

恵美子(市川由衣)と洋(池松壮亮)、二人の出会いは高校の新聞部だった。ある日、授業をさぼって部室で暇つぶしをしていた恵美子は、先輩の3年生の洋と顔を合わせる。突然、洋は恵美子にキスを迫るが、決して君が好きな訳じゃない、ただキスがしてみたいからだと言い放つ。衝動的に体をあずける恵美子にあくまで洋は「女の人の体に興味があっただけ」「君じゃなくてもよかった」と恵美子を拒絶する。幼い頃に父親を亡くし母親に厳格に育てられ、愛を知らずに成長した恵美子はそれでも洋を求め、大切にされないとわかっていても会うたびに自ら体を差し出すのだった。やがてそんな関係に寂しさを募らせながらも、恵美子は次第に“女”として目覚めていく……。月日は経ち、洋は東京へ下宿し、恵美子も洋の近くにいたい一心で東京の花屋で働いていた。会うたびに身体を重ねる恵美子と洋。恵美子はどんな形でも洋のそばにいたい、洋に必要とされたいと願いながらも寄り添っては傷つき反発していく……。

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