TAKESHIS’ 2005-11-05
公開:2005-11-05/製作:2005年
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解説
監督、脚本、編集、主演、すべてが北野武という、武自身の内面を描いた実験的映画。第62回ヴェネチア国際映画祭に正式出品されたことでも話題になった。脇を固める俳優陣も岸本加代子、寺島進など北野映画の常連のほか京野ことみがセミヌードにもなる体当たり演技を披露。つじつまの合わない出来事も純粋に楽しめるエンターテインメントムービー。
あらすじ
芸能界の大スターとして、日々忙しく過ごしているビートたけし(ビートたけし)。芸能人として、そして世界に名だたる映画監督として、いわゆるセレブな彼はリッチな生活を送っている。一方、そんなたけしと外見がそっくりの北野(ビートたけし)は、しがないコンビニ店員。中年の峠を越えても売れない役者として苦闘中で、色々な舞台や映画のオーディションを受けまくっているものの、受かったためしがない。ある日のこと、北野とビートたけしが偶然にも出会う。北野は憧れのスター、ビートたけしからサインをもらうが、この出会いをきっかけに北野はたけしの映画の世界へと入り込んでいく。それは、虚構とも現実とも区別がつかない危険なファンタジーの世界だった。