艶恋師 北海道 放浪編 2008-01-26
公開:2008-01-26
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あらすじ
神楽坂菊之介(中倉健太郎)の職業は、花街のお座敷芸者を相手にする三味線の師匠。しかし、彼にはもうひとつの裏の顔があった。18歳で芸者の姐さんから四十八手のすべてを教えられ、その性の才能を開花させられた菊之介は、女の歓びを味わうことのできない悩める淑女を救う『竿師』でもある。あらゆる性技に精通した菊之介だが、そんな彼の秘技こそが【きぬた】=後向女性仰臥男性座位である。四十八手の中で最もアクロバットなこの体位は、男性器が逆向きで膣の奥まで挿入されることで、きわめて女性の満足度は高いといわれている。しかし、その難易度から『幻の体位』とも呼ばれ、熟練者にしか実現は不可能である。『幻の女』を求めて菊之介は、北海道へ訪れた。そこで出会ったのは、名馬を育成する実日牧場のひとり娘・真澄(佐藤ゆりな)と祖父の岡村(野上正義)、そして秘かに真澄に思いを寄せる厩務員の山田(吉岡睦雄)だった。しかし、実日牧場は、小さな牧場を次々と買収する千極ファームから狙われていた。千極の息子・直人(金田直)は真澄と幼なじみで、彼女をレイプした過去があった。おぞましいその記憶から、真澄は性に対して潔癖だった。実日牧場で働きはじめた菊之介は、直人が経営するクラブで出会ったホステス・あゆみ(蒼井そら)と一夜を共にする。店を繁盛させるために何十人もの客と寝て、不感症になっていたあゆみを『きぬた』で絶頂に導く菊之介。悩める女の心と肉体を救うため、竿師・菊之介の活躍が始まる……。