一遍上人
公開: 2012年/製作:2012年
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解説
お笑いコンビ「キャイ~ン」のウド鈴木が映画初主演を果たし、鎌倉時代に「踊り念仏」をあみ出した一遍上人の素顔に迫る人間ドラマ。一心に南無阿弥陀仏を唱えて各地を渡り歩く高僧とその一行が、偶然出会う「踊り念仏」誕生の瞬間などが描かれる。共演者もドラマーの吉田達也やベーシストのKenKen、歌手の玉置成実、数々のアーティストのサポートメンバーを務めたスティーヴ エトウら音楽関係者が多数出演。仏の教えを少しでも多くの人に伝えようと精進した男のドラマチックな半生に驚嘆する。
あらすじ
一遍上人(ウド鈴木)は、“仏との結縁”を万人に教えるため、遊行に出ることを決意する。一遍にそのことを告げられた妻・超一(宮下今日子)は、自分も連れて行ってほしいと頼む。一遍は、超一と娘・超二(橘美緒)、念仏坊(スティーヴ・エトウ)を引き連れ、熊野、長野への遊行の旅に出る。佐久の武家屋敷で一遍が念仏を唱えると、超一が突然踊り出す。こうして“踊り念仏”が誕生する。一遍は、お銀(玉置成実)、清輝(松田洋治)、高僧(綾田俊樹)、旅人(吉田達也)らと出会い、教えを極めていく。鎌倉でもその教えを伝えようとするが、武士(KenKen)の邪魔が入りうまくいかない。僧医(剛州)は、これ以上の遊行を進めることは危険だと告げるが、一遍は忠告を聞かずにさらなる遊行に出る。一行は三島に到着し、いつものように“踊り念仏”を始める。鐘の音が鳴り、念仏を唱え、民衆はリズムとともに仏との結縁に陶酔していく。そんななか、ひとしきり大きな声がつんざき、すべてを諦めざるを得ない悲しみが訪れる……。