HERO 2020 2020-06-19
解説
劇作家で演出家の西条みつとしが主宰する劇団「TAIYO MAGIC FILM」の旗揚げ公演作品「HERO」を、西条自らメガホンを取り映画化。期間限定で付き合いはじめた恋人の最後の1日に起こる騒動を描いたハートウォーミングコメディで、舞台「弱虫ペダル」や映画「HiGH&LOW THE MOVIE」シリーズで知られる廣瀬智紀と、つかこうへい作の舞台「『新・幕末純情伝』FAKE NEWS」や映画「サニー 32」などで活躍する北原里英が共演した。2年間限定という約束で恋が始まった広樹と浅美。広樹には「2年間限定」という約束を言い出さなければならない、ある秘密の理由があった。約束の期限の日である2年後、ケガで入院していた広樹を見舞った浅美は、広樹があらためて約束通り別れる決意でいることを知って落ち込む。そんな時、2人の幸せを願う広樹の妹・真菜の起こした行動が、入院患者や周囲を巻き込み大きな騒動に発展していく。
あらすじ
2年限定の約束で始まった広樹(廣瀬智紀)と浅美(北原里英)の恋。広樹には、その約束を言い出さなければならないある理由があった。一方の浅美は、2年間の日々を一緒に過ごす中で、“きっと彼の決意が変わるはず”と信じていた。そして2年が過ぎ、運命の時を明日に控えた日。広樹は、仕事中に怪我をして入院してしまう。見舞いに訪れた浅美は、怪我が軽いことに安心しつつも、広樹の別れの意思が固いことを知り、落ち込む。その様子に不審なものを感じた広樹の妹・真菜(前島亜美)は、浅美から2人の約束を聞いて驚く。2人の幸せを願っていた真菜は、“兄の決意の裏には、何か理由があるはず”と、浅美に内緒で、ある行動に出る。どんな悩みでも受け付けるというレンタル人材派遣会社に、“明日中に兄の秘密を突き止め、2人が別れないで済むようにして欲しい“と依頼したのだ。その話を聞き、自信満々で引き受ける社長の松島(小松準弥)。そして訪れた運命の日。だが、松島の作戦は、入院患者から“死神”まで巻き込み、とんでもない大騒動に発展していく。勘違い、思い込み、おまけに悪ノリも加わって、それぞれの思惑が絡み合い、予測不能の展開に。果たして、広樹の“秘密”とは?広樹と浅美の2年間限定の恋の行方は……?