KT 케이티(KT)/KT

監督: 阪本順治
脚本:荒井晴彦
公開: 2002年/製作:2002年    old
日本,韓国
 

解説

 1971年4月、韓国大統領選挙は僅差の末、朴正熙の三選が決まった。敗れたとはいえその力を内外に知らしめた野党候補、金大中は、朴正熙大統領にとって大きな脅威となる。その後、金大中は国会議員選挙の選挙運動中に大型トラックの追突を受ける。金大中がその後遺症の治療のため日本を訪れていた72年10月、朴大統領は非常戒厳令を宣言し、反対勢力の徹底弾圧に乗り出す。これにより、金大中は日米を往復する亡命生活を余儀なくされた。しかし、その後も金大中は朴大統領への批判を繰り返し、韓国の民主化の実現へ向けて精力的な活動を行うのだったが……。

あらすじ

1973年8月8日、金大中・元韓国大統領候補が九段のホテル・グランドパレスから突然姿を消す…。5日後、ソウル市内の自宅前で目隠し・傷だらけの姿で発見された。当時、彼の消息を巡って日本と韓国そして米国までをも巻き込んだ国家間の緊張は極限まで高まった。拉致・暗殺指令を受けた諜報部員たちは、なぜ彼を殺さなかったのか?計画に関わったとされる日本人が“空白の5日間”に取った行動とは?「政治的妥協」という形で真相究明の道を閉ざされた事件の背後には、一体どんな「真実」が隠されていたというのか…?

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