ファンタスティポ 2005-02-05
公開:2005-02-05/製作:2004年
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解説
突然、父の会社を引き継ぐことになった兄弟の苦悩と成長を描いたコメディ。監督は、数々のPVやCMなどを手がけ、本作が映画初監督作となる薮内省吾。撮影監督に「照明熊谷学校」の高間賢治、撮影に新井滋がそれぞれあたっている。主演は、「Johnny’s Film Festa 2005」の堂本剛と国分太一。
あらすじ
“アルマジロ・ミュージック”のスタジオで、楽曲『ファンタスティポ』の制作に勤しむトラジとハイジは、超有名なミネラルウォーター・カンパニー“アルマジロ社”の社長と専務を勤める兄弟だ。そんなふたりが、何故、音楽作りに着手したのか? それは、今から一年半前――父・金太郎から会社を引き継ぐことになったトラジとハマジ。父親譲りの奇抜なセンスを発揮し、会社の経営は順風満帆……かに見えたが、その裏では少しずつふたりの心のバランスがズレ始めていた。突然の社長就任で大人になることを強いられたトラジの苦悩、そして生まれながらにボヘミアン気質のハマジは相変わらず魂の旅を繰り返してばかり。しかし、金太郎の旧友・フランキーの娘であるマシュウコとの出会いや、秘密のクラブ“マミー牧場”“ファザー牧場”での癒しがふたりに変化を齎せた。お陰で、少し成長したトラジとハマジは、あの時の気持ちを歌にすることを思いつき、遂に名曲『ファンタスティポ』を完成させるのだった。