わたしの人生 我が命のタンゴ 2012-08-11

公開:2012-08-11    old
 

解説

デビュー作『受験のシンデレラ』で、第5回モナコ国際映画祭4冠に輝いた、和田秀樹監督による感動作。認知症という病を背負った父親とその娘が、アルゼンチンタンゴとの出会いを通して、再び人生に希望を見いだしていく過程を温かく見守る。娘と父親を演じるのは、数多くのテレビドラマや映画作品に出演してきた秋吉久美子と橋爪功のベテラン二人。精神科医として長年老年医療に取り組んできた和田監督が描く、一家のリアルな悩みと希望を映し出すドラマが感動を呼ぶ。

あらすじ

主婦である鈴木百合子(秋吉久美子)は、子育てを終え、自らの長年の夢である大学教授への道を歩き始めようとしていた。そんなある日、百合子の父で元大学教授の堂島修治郎(橋爪功)が、痴漢行為で警察に保護された。父の異変を心配した百合子は、修治郎を病院へ連れて行き、そこで予期せぬ事実を知らされる。修治郎は“認知症”を患っていたのだ。病気の進行への不安と介護という現実に衝突し、離ればなれになっていく家族。そんな時、百合子は同じ状況の家族が集う認知症「家族の会」の存在を知る。そこで出会った個性溢れる患者たちと共に、アルゼンチンタンゴを習い始めた修治郎。最初は見様見真似であったが、ステップを踏むうちに修治郎の表情に変化が訪れてくる。そんな父の姿を見た百合子も、介護によって諦めかけていた夢に再び向かい始めるのだった……。

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