リリカルスクールの未知との遭遇 2016-05-28
解説
6人組ヒップホップアイドルユニット、lyrical schoolが初めて映画の主演を務めた青春ドラマ。アルバイトをしながら活動しているアイドルラップグループのメンバーたちの熱い友情と青春や、地球外生命体“バムさん”との交流を描く。彼女たちが働くレコード店の店長にスチャダラパーのANIがふんするほか、TOKYO No.1 SOUL SETのBIKKE、お笑い芸人のバッファロー吾郎Aらが出演。『電人ザボーガー』をはじめ井口昇監督作品などに出演してきた俳優・デモ田中が、メガホンを取った。
あらすじ
東京のとある街にひっそりと佇む小さなレコード店“Week Day Trip Records”。こだわりの品揃えで、通好みの店だが商売はなかなか厳しい様子。ここでバイトをしているayaka、mei、yumi、ami、minan、himeの女の子たち6人は、音楽はあまり詳しくないがHip Hopとダンスが人一倍好きで“リリカルスクール”というアイドルラップグループを結成。いつの日か華やかな世界でスポットライトを浴びることを夢見て、アーティストとしての高みを目指し地道に活動を続けている。ところが、最近はアイドルビジネスと自分たちのやりたいことの狭間で日々葛藤、なかなか活動にも身が入らずマネージャーに怒られてばかりの悩ましい毎日を過ごしていた。ある日、いつものようにマネージャーに怒られ、溜り場である倉庫で6人が落ち込んでいると、そこにあった人形が突然しゃべり出す。6人はいつの間にか人形と打ち解け、話を聞いてみると名前は“バムバータ・スペース”だという。宇宙からやって来たが、エネルギー不足で自分の星に帰れなくなって困っているらしい。そんな中、多忙な毎日のストレスからかメンバー内でフリースタイルバトルが勃発。謎の宇宙生命体“バムさん”の仲裁で仲直りをして心を一つにした6人は、困っている“バムさん”を星に帰すエネルギーを作るため、大観衆を集めたパーティーイベントを自分たちで開催しようと準備を始める。だがそこに彼女たちの行く手を阻む黒い影が忍び寄る。さらに“バムさん”には大きな秘密が隠されていた……。