脚本を、当時夫だったヴァディムが共同で書いたバルドー初期の主演作。画家になった兄を頼ってパリに出てきた作家志望のお嬢さんがBB。見よう見まねで官能小説を書いたりしてる微妙なお年頃。兄の住所を訪ねると立派な屋敷で、そこにあった少し値の張りそうな本を、当座の生活費にと売りさばくが、画家と言っていた兄はバルザック博物館の管理人。彼女の売った本はバルザックの初版本!何としても本を買い戻さなければ面子が立たない兄のため、BBはヌード・コンテストに出場する……。