退屈な日々にさようならを 2016-11-19
公開:2016-11-19/製作:2016年
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解説
『こっぴどい猫』『知らない、ふたり』などの今泉力哉がメガホンを取り、東京と福島を舞台に死生観について描くドラマ。想像しなかったことに巻き込まれていく東京に暮らす映画監督の男性と、双子の弟がいなくなったことをその恋人に告げられる田舎の男性の物語がつづられる。『あの女はやめとけ』などの内堀太郎、『密かな吐息』では監督も務めた村田唯、『桜並木の満開の下に』などの松本まりから個性あふれる役者たちの好演が光る。
あらすじ
東京。映画監督の梶原は、まだ映画だけでは食べていけず、飲み会で知り合った男からMVの仕事を依頼される。ところがその仕事は、途中で頓挫。あれよあれよという間に、想像もつかない事態に巻き込まれていく。一方、女優の青葉は、恋人の映画監督・山下の自殺を看取ったものの、その死体を隠してしまう。そして、田舎で亡き父から継いだ造園業を営む太郎は、会社を畳む決心を固める。会社を畳んで数年後。太郎には18歳の時に家を飛び出して以来、10年近く連絡のつかない双子の弟・次郎がいた。ある夜、太郎の元に次郎の彼女を名乗る女性から電話がかかってくる。その話によると、同棲していた次郎が最近いなくなったというのだが……。