花のあとさき ムツばあさんの歩いた道 2020-06-01
公開:2020-06-01/製作:2020年
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解説
山あいの段々畑に花を植え続けた夫婦と小さな村の人たちを追い、2002年から放送されたNHKの人気ドキュメンタリーシリーズ「秩父山中 花のあとさき」を映画化。埼玉県秩父市吉田太田部楢尾。山深い村に暮らす小林ムツさんは60歳を過ぎた頃から、夫の公一さんとともに丹精込めた段々畑をひとつずつ閉じていき、そこに花を植えてきた。長い間世話になった畑が荒れ果てていくのを申し訳なく思ったムツさん夫婦は、せめて花を咲かせて山に還したい思いで、毎日コツコツと花を植え続け、その数は1万本以上にもおよんだ。暮らす人が年々少なくなる村に、春になるとムツさん夫婦の植えた色とりどりの花が咲きほこる。やがて、ムツさんにつらい出来事が訪れてしまう。
あらすじ
埼玉県秩父の山深い村に暮らす小林ムツさんは、平成に入った頃から夫の公一さんとともに、先祖代々守ってきた段々畑をひとつまたひとつと閉じ、そこに花を植えてきた。その数、1万本以上。長い間、世話になった畑が荒れ果てていくのは申し訳ない。せめて花を咲かせて山に還したいと語るムツさん。夫婦が心がけていたのは、いつか誰も世話をする人がいなくなっても咲く、丈夫な花を育てること。暮らす人が年々いなくなる小さな村は、春、色とりどりの花に包まれるようになった。福寿草、レンギョウ、ハナモモ、ヤマツツジ……。潤いの雨を受けてアジサイが咲き、秋は、苗木の時から夫婦で育てたモミジが彩りを見せる。「いつか人が山に戻ってきたとき、花が咲いていたらどんなにうれしかろう」柔らかな笑顔でそう言うムツさんだったが、やがて、あるつらい出来事が……。