戦国少女伝・妖怪忍者 忍 2012-04-07

公開:2012-04-07/製作:2012年    old
日本
 

解説

『真田くノ一忍法伝』シリーズをはじめ、Vシネマなどさまざまなジャンルの作品を手掛けてきたかわさきひろゆき監督による忍者アクション。しのびとして隠れ里で暮らす主人公がたどる、数奇な運命を豪快なアクションと共に描き出す。ヒロインを務めるのは、同監督の『精霊夜曲 ~最も古い首つりの木~』にも出演している鈴木絵未里。その相手を、舞台などで活躍する渡瀬剣士郎が演じている。自ら殺陣も務めたかわさき監督によるアクションと驚きの展開に手に汗握る。

あらすじ

戦国時代、忍(鈴木絵未里)はとある山奥で、母親の鴉(吉岡奈々子)と、剣の修行中である斉藤勝秀(渡瀬剣士郎)と共に暮らしていた。鴉は妖術を使う忍者で、その能力が諸派忍者群や戦国大名たちから恐れられ、命を狙われたため山中に身を隠していた。その後生まれた忍は、鴉と勝秀しか人間を知らない。人が集まる村や町の話を勝秀から聞いた忍は行ってみたいと思うが、鴉から禁じられていた。勝秀は山中で稽古中に鴉と出くわし、剣で勝負を挑んだが手も足も出ずに敗れたため、懇願して鴉に弟子入りした。忍も過酷な修行を行っていたが、鴉はその目的を教えてくれなかった。しかし一人前になれば自由に山を降りてもいいと言い渡されており、忍はそれを目指して修行に励んでいた。また、鴉は忍の父親のことを語らない。それに関係しているのか、鴉は勝秀に、忍を怒らせると人に戻れなくなると告げる。その頃、非道な人体実験を繰り返したため、属していた風魔忍群から追われた平賀源内は、死者の体に電流を流して甦らせ、人外の能力と武器を体内に持つ機械忍者“飛び加藤”を創り出す。源内は飛び加藤を持って古巣の風魔の里へ赴き、里を壊滅させる。源内は一族の頭・小太郎と幾人かの忍者の体を使って、更に飛び加藤を作る。機械忍者群を率いて大名に取り入り、天下取りを目論む源内は、飛び加藤の性能を証明するため、誰もが恐れる鴉の首を取ることを決意する。鴉の身を案じた忍が引き返すと、そこには鴉の手だけが残されており、忍が触れると指で地に文字を書き始める。それは忍の出生の秘密で、忍の父は天狗だった。寿命が尽きようとした天狗は転生するために鴉と交わり、転生した忍を守るために鴉に相応の力を与えたのだった。

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