にっぽん美女物語 女の中の女 1975-07-12

公開:1975-07-12    old
 

あらすじ

東京は神楽坂の小料理屋“駒蝶”の女主人・生駒むつには四人の娘がいる。長女の鯛子、三女の鮎子、四女のさよりと美人ぞろいで、鯛子と鮎子は結婚し、さよりにもボーイ・フレンドがいっぱいいる。しかし、次女のひらめは、美人ではなく、行動は奔放、大酒は飲む、喧嘩はする、さらにオネショの癖が今だに直らない。勿論、男には全くもてない。ある夜、むつの夢枕に弘法大師が出て来て、代々魚の殺生をしてきたから、魚の怨霊がひらめにタタっているのだ、商売替えをせよ、と命じた。お告げを信じ込むむつは早速、周囲の猛反対を押し切って、一家に魚断ちを強要したために、むつの義兄の自然和尚が、母娘連れ立って四国八十八ヶ所のお遍路に発てと、怒った。ひらめは白装束の巡礼姿でイヤイヤながらむつとともに旅に発った。しかし、母親監視の上、ひどい節食を強いられたひらめは、琴平の町でお大師様のお告げがあったとむつを騙し、単独行動することにした。ひとりで金比羅宮に詣でた時、彼女をからかい半分に追いかけて来た、ボーイ・フレンドの純平、ホステスのユカリ、芸者の鯉千代とバッタリ。その晩は飲めや唄えのドンチャン騒ぎをやらかしたが、はずみで大喧嘩となりユカリと鯉千代はひらめの財布を持って居なくなってしまった。オケラになったひらめと純平は、旅の途中で知りあった平次老人に救われ、旅館に住み込みで働くことになった。旅館の客引き、金比羅宮の駕籠かきと奪闘むなしく、失敗つづき。この様子を見ていたむつは、呆れ果てて帰京してしまった。母から解放されたひらめと純平は、放浪の旅に出て、脱線のエスカレートをつづけていった……。

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