十五少女漂流記 1992-03-07

公開:1992-03-07/製作:1992年    old
日本
 

解説

 フランスの作家ジューヌ・ヴェルヌの『十五少年漂流記』をモチーフに、無人島に取り残された15人の少女の冒険と友情を描いた青春映画。音楽はグラミー賞受賞の世界的シンセサイザー奏者の喜多郎が担当。3万人もの中からオーディションで見事に選ばれた、奥山佳恵、山本未来などの初々しい姿がきらきらと輝く。交換留学生としてインドネシアを訪れていた15人の少女、千夏、未来らは、ありきたりな観光スポット巡りに退屈し、無人島へと出掛けて行くのだが、迎えの船が沈没し取り残されてしまう。これをきっかけに彼女達は、悪天候や空腹との戦い、集団行動によるいがみ合いを乗り越え、命の大切さ友情の大切さを実感していく…。

あらすじ

交換留学生としてインドネシアを訪れていた15人の少女、千夏、未来、智美、利絵子、麻里子、玉恵、純、桜、桂、靖子、可奈子、水磨子、留里、優貴、綾。普通の観光コースに退屈した彼女らは、無人島へ冒険に出掛けるが迎えの船が沈没し、取り残されることになる。やがて千夏をリーダーに15人の少女は自分達で掟を作り、自活を始める。ところが千夏の強引なやり方に未来はついていけず、彼女はひとり暮らしをしてしまう。そんな中、重大事件が発覚。麻里子が妊娠していたのだ。そしてさらに追い打ちをかけるように千夏の妹、利絵子が海でおぼれて死んでしまう。深く落ち込む千夏。そんな彼女を慰めてくれたのは未来だった。自然がようやく千夏の心を癒そうとしていたが、そんな時、火事で家が焼けてしまい、動揺した麻里子が自殺しようとする。彼女らに辛い事件がどこまでも襲い掛かってくるのだった。だが、この事件をきっかけに千夏は立ち直り、少女達も生まれてくる新しい命のためにもう一度家を作ろうと、絶望の縁から立ち上がっていく。やがて麻里子が男の子を出産。少女達は生命の尊さを実感していく。ある日、利絵子の墓の前に立っていた千夏は海に船の姿を見つける。そしてようやく救助される少女達。そして彼女らは無人島を後に東京へと帰っていくのだった。

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