赦免花(しゃめんばな) 2013-03-16

監督: 軽部進一
脚本:折原悠
公開:2013-03-16/製作:2012年    old
日本
 

解説

日本映画界における特機(特殊機械)のスペシャリスト、軽部進一による監督デビュー作。流刑となった武士と吉原の女郎が、極寒の佐渡島で出会い愛し合う中、やがてその運命に翻弄されていく姿を描く。出演は「ここにいる」の市瀬秀和、「三文役者」の竹中直人、「二十四の瞳(1987)」の川野太郎、「築城せよ!」の片岡愛之助、「白日夢(2009)」の西条美咲。

あらすじ

江戸時代末期。幕府に背いて流刑となった武士・早坂憲吾(市瀬秀和)は、極寒の佐渡島へと流される。そこで憲吾は、同じ流人船に乗り合わせた女たちと共に生活を送っていた吉原の女郎・お雪(西条美咲)と出会う。やがて、憲吾とお雪は愛し合うようになり、憲吾の子供を身ごもったお雪だが、憲吾はいずれ赦免されるだろうと考えていた。独りで子供を育てる自信のないお雪は堕胎を決断、厳しい自然の中で自らを痛めつけるのだった……。野草に紅い花が咲き乱れる春のある日、赦免状が憲吾のもとに届く。島の流人たちが信じる「春に紅い花が咲く頃、お赦免船が来る」という伝説の通り、赦免船の来る日が近づいていた……。

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