大学の実験室でアルコール爆発事故が起こり、博士とその女助手(吉高由里子)が病院へ運び込まれる。全身火傷によって死が迫る博士と、その悲惨な姿を目の当たりにしながら、一人で生き抜く決心を固める女助手。やがて声楽を志していた女助手は、胸に秘めた激情を歌にのせる。