犬の首輪とコロッケと 2012-01-28
公開:2012-01-28/製作:2011年
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解説
芸人として活動する一方、『かぞくのひけつ』など俳優としても活躍の幅を広げている長原成樹が自身の青春時代をつづる自伝を、長原自身がメガホンを取って映画化。昭和の大阪・生野を舞台に、不良少年だった主人公が家族や仲間、周囲の人々に支えられお笑いの世界を目指していくさまを、涙と笑いを交えて描き出す。主演は、『Miss Boys!』シリーズなどの鎌苅健太。さらに今田耕司、山口智充ら人気芸人たちが脇を固める。
あらすじ
大阪の生野区で、毎日コロッケとキムチしか出さないお父ちゃん(山口智充)の子供として生まれたセイキ(鎌苅健太)。相棒のタツヤ(池田純矢)、ガリ勉のトシ(宮下雄也)、いつも殴り合うライバル、ヤマト(中村昌也)とケンカや窃盗に明け暮れるどうしようもない不良だった。しかしある日、度を越して暴れたセイキは警察に逮捕されてしまう。少年院から出て来たセイキに友人たちはオフィスレディのミチコ(ちすん)を紹介すると言う。“見た目”にも“少年院”にも引かないミチコの美しさに魅かれたセイキは、真面目に生きる事を誓い、今までのように勝負を挑んで来たヤマトに殴り返さない。“あの頃ダサいと思うてた大人に、俺はなるんや!”。1人で芸人の道を志していたタツヤの強引な誘いでお笑いの舞台に立ち、人を笑わせる喜びを覚えたセイキは、いつしか本気で芸人を目指すようになる。そして、セイキを変えたのは少年院ではなく、近所のおっちゃん、おばちゃん、友人や先輩、誇りを持ったお父ちゃんだった。しかし、そんなセイキに対して、ミチコはある秘密を隠していた……。