天空の蜂 2015-09-12
監督:
堤幸彦
脚本:楠野一郎
公開:2015-09-12/製作:2015年
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解説
『容疑者Xの献身』で第134回直木賞を受賞、現代を代表するミステリー作家・東野圭吾が1995年に発表した同名小説を、「20世紀少年」シリーズなどのヒットメーカー、堤幸彦監督が映画化。全長34メートル・総重量25トンものヘリコプターが子供を乗せたままハイジャックされ原子力発電所上空で静止、全ての原発破棄が要求されるという史上最悪のテロに立ち向かう男たちを描く。ヘリに取り残された子供の父である超巨大ヘリの設計士を「るろうに剣心」シリーズの江口洋介が、原子力発電所の設計士を「おくりびと」の本木雅弘が、事件解決の鍵を握る女性を「TRICK」シリーズの仲間由紀恵が、ヘリを奪った謎の男を「そこのみにて光輝く」の綾野剛が演じる。
あらすじ
1995年8月8日。最新鋭の超巨大ヘリ<ビッグB>が、突然乗っ取られ、福井県にある原子力発電所「新陽」の上空に静止した!遠隔操縦によるハイジャックという驚愕の手口を使った犯人は<天空の蜂>と名乗り、“日本全土の原発の破棄”を要求。従わなければ、大量の爆発物を搭載した<ビッグB>を原子炉に墜落させると宣言する。機内に取り残された子供の父親であり<ビッグB>を開発したヘリ設計士・湯原(江口洋介)と、原発の設計士・三島(本木雅弘)は、上空の子供の救出とヘリ墜落の阻止をするべく奔走するが、政府は原発破棄を回避しようとする。 その頃、<ビッグB>と原発を開発した錦重工業の総務課に勤める赤嶺(仲間由紀恵)は、周囲に家宅捜査の手が伸びる中、密かに恋人・三島の無事を祈っていた。一方、事件現場付近で捜査にあたる刑事たちは、<ビッグB>を奪った謎の男(綾野剛)の行方を追跡。聞き込みを続けるうちに、衝撃の真相へと辿り着いていく…。