花と蛇 2004-03-13
公開:2004-03-13/製作:2003年
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解説
SMの巨匠、団鬼六の代表作を映画化。貞淑な女性が調教され、自分の中のM開花させてゆくストーリー。レイプ、レズ、刺青、荒縄緊縛、ロウソク、放尿といった過激なプレイを杉本彩が体当たりで演じる。監督は杉本自身がリクエストした石井隆。主人公を捕獲しようとする老人を石橋蓮司が演じるほか、石井作品ではおなじみの名脇役・伊藤洋三郎がさまざまなコスチュームのピエロ男に扮し、物語のアングラ色を際立たせている。
あらすじ
“遠山ビルディング”社長・遠山隆義の妻にして、世界的タンゴ・ダンサーでもある静子は、彼女を我が物にしようと企むフィクサー・田代の奸計にまんまとはめられた夫の裏切りで、各界セレブ会員が集う円形コロシアムに生贄として差し出される。そこで、夜な夜な繰り広げられるSM殺人ショウのスタアに仕立て上げられるべく、様々な地獄の責めを受けることとなる静子。しかし、初めこそ抵抗を試みるも、ボディガードの京子が彼らの毒牙にかかったと知ると、流石の彼女も屈服するほかなかった。客の前で辱められ、その客たちにも凌辱されていく。そして、ショウの締めくくりは田代自ら彼女の肉体を堪能するのだ。だが、齢95の田代は腹上死。隙を見てコロシアムを逃げ出した静子は、迎えに来た夫に向けて銃爪を引く。悪い夢に終止符を打つ為に……。