スピードマスター 2007-08-25

監督: 須賀大観
脚本:木田紀生
公開:2007-08-25/製作:2007年    old
日本
 

解説


チューンナップされた日本車が、夜の埠頭を疾走するカーアクション大作。かつて最高の走り屋だった男が流れ着いた街で再びハンドルを握り、大勝負に挑むまでを描く。寡黙(かもく)なヒーローを演じるのは、『ロッカーズ ROCKERS』の中村俊介。共演者には『歌謡曲だよ、人生は』の内田朝陽や、『幸福な食卓』の北乃きいら注目の若手俳優が集結した。寡黙(かもく)なヒーローが自らのすべてを賭けて挑む、迫力満点のレースシーンに胸が高鳴る。

あらすじ

チューニングカーのバトルが繰り広げられ、漆黒のFDを駆る大手チューニングカーショップD&Sの後継ぎ・黒崎勇弥(内田朝陽)は無類の速さを見せつける。彼のFDをひとりの少女・まひろ(北乃きい)が撮影していたことに気付いた勇弥が手下を使い彼女を襲っているところを、そこへ居合わせた赤星颯人(中村俊介)が助ける。颯人はかつては無敵を誇る走り屋だったが、事故で友人を亡くして以来速さを追求することに虚しさを覚え、バトルから遠ざかっていた。まひろのデジカメを渡すため追っていくと、そこは、桜井モータースという修理工場だった。整備士だった父・辰二(大友康平)が病に倒れ満足のいく仕事ができない彼らに代わり、颯人は手伝いを買って出る。そこのガレージに眠っていたかつて辰二がチューンナップを施した古いFCに惚れ込んだ颯人は、しばらくの間桜井モータースで働くことにする。瞬く間に活気を取り戻していく桜井モータースだが、それを苦々しく思う勇弥の父(鈴木慶一)は彼をヘッドハンティングしようとし、勇弥はバトルを挑んで叩き潰そうとするが、颯人は応じない。業を煮やした勇弥は彼らに嫌がらせを重ね、ついには工場に並ぶ車に火を点ける。自分のせいで桜井家に迷惑をかけてしまったと颯人は悔いるが、そんな彼を優しく気遣うまひろの気持ちに心を揺り動かされる。勇弥のもとへ赴いた颯人は、自分が勝ったら今後桜井モータースに手を出さないという条件をつけ、バトルを引き受ける。颯人が駆るのは勇弥と同じRX-7だが、旧式のFC。それに対し勇弥のマシンは、FCのウィークポイントをカバーする形で生み出されたFDに潤沢な資金を投入し最新のチューンナップで武装された戦闘力の高いもの。それでも颯人は黙々と辰二のFCに手を入れ、無謀な戦いに備える。そして、桜井モータースの運命をかけた新旧ロータリーバトルが始まる……。

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