マイ・バッハ 不屈のピアニスト 2020-09-11
公開:2020-09-11/製作:2017年
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解説
ブラジルのピアニストであり、指揮者でもあるジョアン・カルロス・マルティンスの半生を追ったヒューマンドラマ。トップクラスの演奏家として成功を収めながらも何度も不幸に見舞われ、そのたびに不屈の精神で困難を乗り越えてきた男の姿に迫る。マウロ・リマが監督と脚本を担当し、アレシャンドリ・ネロやダヴィ・カンポロンゴ、アリンニ・モラエスらが共演。本作の中で使用される全ての音源の演奏を、マルティンス本人が担当している。
あらすじ
幼いころからが病弱で、家の中で過ごすことが多かったジョアン・カルロス(アレクサンドロ・ネロ)は、ピアノを習い始めるとその才能が大きく開花する。めきめきと才能を伸ばすと、20歳でクラシック音楽の殿堂・カーネギーホールでの演奏デビューを飾り、“20世紀の最も偉大なバッハの奏者”と称されるようになる。ところが、一流の演奏家として世界を飛び回っていた彼は、不慮の事故により右手の3本の指に障害を抱えることになってしまう。しかし、ピアニストとして生命線である指が動かせなくなるも、不屈の闘志でリハビリに励み、再びピアニストとして活動できるようになる。復帰を果たし、自身の代名詞ともいえるバッハの全ピアノ曲収録という偉業に挑戦をしていた彼に、さらなる不幸が訪れる……。