なぞの転校生 1998-12-26 THE DIMENSION TRAVELERS
監督:
小中和哉
脚本:村井さだゆき
公開:1998-12-26/製作:1998年
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解説
かつてNHKの少年ドラマシリーズで放映された『なぞの転校生』を基に、小中和哉監督が大胆にアレンジして映画化したSFファンタジー。女子高生・香川翠は、ある日、エレベーターで不思議な少女と遭遇した。少女は6階と7階のボタンの真ん中あたりを指さす。するとエレベーターは6階と7階の中間で止まり、少女は笑顔を見せながら開いたドアの向こうへ去っていったのだった。翌日、翠のクラスに転校生・岩瀬真祐未がやって来た。彼女は昨日遭遇したあの少女だった……。
あらすじ
クラスの友達と適当に話を合わせて、毎日を過ごしている女子高生・翠の前に奇妙な転校生・真祐未が現れた。翠の個人的な趣味である押し花をきっかけにして、翠は真祐未と親友になる。ある日、真祐未は、自分のいた世界は核戦争によって崩壊し、自分とその家族は次元ジャンプによって逃げてきたのだと翠に語り聞かせた。そのとき翠も次元ジャンプできる力を身につけてしまう。以来、翠は頻繁に世界崩壊後の未来世界に行き来し、そこで真祐未たちレジスタンスと共に、「敵」と戦うことになる。だが、翠の幼なじみの岩田は彼女のことを心配し、真祐未とのつきあいをほどほどにするよう何度も忠告をする。核燃料を搭載した人工衛星の事故がニュースで報じれらている頃、別次元ではいよいよ「敵」が激しい攻撃を仕掛けてきた。翠は岩田の引き止めにも応じず、次元ジャンプして姿を消して行った…。