トワイライト・ランデヴー 1996-04-27

公開:1996-04-27    old
 

解説

 七夕の晩、ヤンは縁結びを祈願しに寺へとやって来た。彼女はそこで銀行員のコンと知り合うが、相性は最悪。彼は美しいシウインに誘われて、ついて行ってしまう。それから二週間後、ヤンは新聞でコンが亡くなったことを知った。するとその晩、コンの幽霊が現れて……。

あらすじ

20世紀の初め。ある七夕の日。京劇一座の娘ヤン(チャーリー・ヤン)は、縁結びを祈願に寺へお参り行く。そこで銀行員のコン(ニッキー・ウー)と出会うが、これが最悪、寄ると触るとケンカしてしまう羽目に。コンはそこで、美女のチョン・シウインを見つけて一目惚れ、誘惑されて後を追う。2週間後。巡業から戻ったヤンは、コンの死亡記事を新聞で見つけて驚く。その夜、何とコンの幽霊がヤンのもとに現れ、事件の顛末を話した。あの夜、シウインと一夜をすごした彼は、翌7月8日の朝、彼女に託された宝石箱を持って銀行へ。ところがこれが罠で、こっそりすりかえられた箱の中には拳銃が_。実はシウインは悪党エンマの妻で、銀行強盗の片棒をコンに担がせたのだ。コンは犯行の後、エンマに電線で絞め殺された。しかし、彼の魂は電線に乗り移り、電気を伝ってなら、自在に時空を移動できるようになったのだ。ただ、生きていた時の自分の体と、電気体のため電柱には近づけないという問題があった。過去に戻って事件を未然に防ぎ、自分の命を救いたいというコンの頼みで、ヤンは彼と2週間前に戻る。かくして過去に戻った二人だったが、過去と未来の自分が同じ場所に居合わせてしまうものだからトラブル続き。しかし行動を共にするうち、二人には愛が芽生えていた。ただ作戦はことごとく失敗。しまいには、何と悪女のシウインに殺されていたエンマまでが、二人と同じく幽霊となって悪鬼のごとく登場、ご難は倍加。ヤンとコンはあの銀行襲撃当日、7月8日の二人自身の助けを借りて、激しい戦いの末、エンマの幽霊を葬った。未来のヤンとコンは、過去の二人に、いずれお互いが愛し合うようになることを告げて姿を消した。残された二人は「あと2週間で本当に愛し合うようになるだろうか?」と問いかけながら、お互いに見つめ合うのだった。

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